屋根修理工事の様子(ビス止め)

屋根工事ひと筋代々60年に渡って南足柄市及び近隣地域の屋根工事業務を行ってきてまいりました。ありとあらゆる屋根工事に精通しております。屋根の見えている部分だけではなく、見えない中の部分、裏の部分まで手を抜かない、誠心誠意な仕事を行うように常日頃からスタッフ一同気持ちを律しています。


主な屋根工事の箇所と業務

大抵の屋根工事は急激な雨や風や雪などの天災によるものから、経年劣化、建物の老朽化によって発生いたします。
近年はゲリラ豪雨や台風の被害などで屋根への被害も増えてきております。一概に「屋根工事」と言っても様々な業務箇所がございますので、以下に解説いたします。

 

1,屋根 

①瓦
和瓦
和瓦

瓦は一般的に和瓦と洋瓦が存在します。材質も陶器とセメントとスレートの素材がございます。和瓦の場合は構造上下地の木に引っかかって設置されている構造ですので、雨風で瓦が飛んだ場合は、その部分の飛んでしまった同じ瓦を調べて注文して設置しなおすことで直すことができます。ただ土台にあたる野地板(のじいた)瓦桟(かわらざん)まで壊れている場合は、壊れた箇所から水が建物内に侵入してきていることが多いので、新たに防水処置を施し、野地板と瓦桟を作って新しい瓦を設置していきます。 


洋瓦
洋瓦

洋瓦の場合は、瓦が野地板と瓦桟に釘でくっついていますので、まず飛んでしまうということはありませんが、もし飛んでしまったら和瓦とほぼ同じような作業となります。洋瓦でよくあるトラブルとしては、何かが瓦にぶつかって割れた等が時々あります。その際はその破損部分を修理して元に戻します。 

あと和瓦・洋瓦共に「棟(むね)」という屋根のてっぺんの部分のモルタルが崩れてくることがあります。これはほぼ建物の老朽化で発生します。これが発生した場合は、棟の部分のモルタル部分を補強し、新たに瓦を積みなおすことで修理します。 


②鋼板(こうはん)
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板

屋根に使われる鋼板の種類はガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板や銅板が主なものになります。昔は全国津々浦々トタン屋根が沢山ありましたが、新規案件でトタン屋根にすることは現在では皆無になりました。 

現在の屋根工事・修理の依頼で鋼板に関連するものは、昔のトタン屋根の改修が一番多いです。 


ステンレス鋼板
ステンレス鋼板

昔のトタン屋根はガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板のどちらかに変えて屋根全体をつけかえます。 
ちなみに「ガルバリウム鋼板」は鉄板とアルミの合金で出来ています。そのため非常に耐久性に優れています。
そのため近年は、瓦からガルバリウム鋼板に屋根全体を変える案件も増えてきています。 


銅板
銅板

あと銅板ですが、これはほぼ神社仏閣において使用されるものです。 


③その他
カラーベスト屋根
カラーベスト

他にはカラーベスト、シングルなどがあります。カラーベストとはスレートで出来た板のことです。ちなみにスレートとはセメントを薄い板に加工した屋根材のことを示します。そしてシングル(「アスファルトシングル」とも呼びます)は、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付けて接着した屋根材です近年はカラーベスト、シングル共にニーズが高まっています。理由としては見栄えの良さ、値段も手頃にできるなどの理由からです。 


カラーベスト(シングル)屋根
シングル

近年はカラーベスト、シングル共にニーズが高まっています。理由としては見栄えの良さ、値段も手頃にできるなどの理由からです。 


2,雨どい

①半月
雨どい・半月
半月

一般的に丸いタイプの雨どいです。衝撃で割れてしまったり、雪の重みで壊れたり、台風で飛んでしまった等で修理・工事が発生することが多いです。
雨どい全てに言えることですが、雨どいは基本的に塩ビ(塩化ビニール)という素材で出来ているため基本的に衝撃に弱く、強い衝撃が入ると壊れてしまうという特徴があります。
ちなみに当社は衝撃に強くするために、雨どいの素材の中に鉄板を入れて強度を増したものをご提案させていただいたりしています。


②角どい
雨どい・角どい
角どい

角のタイプの雨どいです。耐久性と排水量が半月に比べて高いです。見た目もいいので、洋風のタイプの家には角どいがマッチしやすいので、最近の住宅で用いられることが多いです。工事や修理の依頼は①とほぼ同じです。角どいにおいても素材の中に鉄板が入ったものがあります。衝撃にも強くなります。 


③その他、大型のとい 
雨どい・大型のとい
大型のとい

屋根の坪数が多い、主に工場にて使用されるものです。 

これも上の①②と同じく、衝撃・雪・台風等で破損することが多いです。


3,その他

雨どいの破損で天井に雨漏りが滲んでいる様子

その他の業務として、家自体をぱっと見た限り壊れている部分は無いように思えるけど、天井が雨漏りで滲んできているケースや、屋根の土台自体が破損したというケースなどがあります。前者の場合は現地に赴き、その原因を追究して修理のポイント、お客様に合った最適な案を数パターンご提示させていただく流れとなります。 


悪質業者にご注意を 

悪質業者のイラストイメージ

訪問販売で「屋根が傷んでる」と指摘してきて、法外な修理代金を要求する悪徳業者が時々出没することがございます。不安に駆られてだまされることのないよう、ぜひ屋根工事で営業をかけられている場合は、少なくとももう一社くらい別の会社でも見てもらうことをお勧めします。もちろん当社でも歓迎いたします。


屋根工事のことならお気軽にお問い合わせください

お客様のご質問に答える様子

屋根工事はとても専門的で一般の方ではわからないことが多いと思います。説明が難しい屋根工事ではありますが、当社はできる限りお客様の立場に立って可能な限りわかりやすくご説明させていただきます。 

屋根工事のことならお気軽に当社までお問い合わせくださいませ。



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