一大自然美の複雑な地形
箱根町は、北は南足柄市、東は小田原市、南は湯河原町、西は静岡県と3市2町と隣接しおり、神奈川県の南西部に位置しています。
美しい三重式火山の箱根山は、約40万年前から始まった火山活動により長い年月をかけてその地形は複雑をきわめ、神山の土砂が早川をせき止めて芦ノ湖が誕生しました。
さらにその後の噴火で冠ヶ岳や大涌谷が形成され、今の河川・湖沼・草原を配した一大自然美を配した複雑な地形になりました。
町の大部分は、高原と山岳地帯からなっており、地形的に高低差が大きいので、標高の低い湯本地域（標高97ｍ地点）と標高の高い箱根地域（標高726ｍ地点）では、最低気温が5℃程度違ってきます。そのため、冬季は凍結や降雪が多いので凍雪害対策が必要になります。
箱根町の古い歴史と七湯温泉
箱根町の歴史は古く奈良時代には既に箱根という名前も登場していると言われています。
とても古いことから今だにまだ解明されていない謎が多いと言われています。
箱根には、代表的な七つの湯があり、全て「温泉番付」に記載されている名湯としても有名です。
江戸時代には、箱根宿が設置されて七つの温泉場が栄えており、湯治客で賑わっていたと言われ今では、温泉街として全国から多くの人々が訪れる日本を代表する観光地となっています。
箱根に来れば種類豊かな温泉がたくさんあり、ゆったりとした気分でお湯に浸かると箱根独特の魅力が感じられます。
芦ノ湖畔は国際的な避暑、保養地
人気の高い温泉地でありながら、アクセスがしにくい場所でしたが国道一号線が誕生や箱根登山鉄道も誕生したことにより、関東からのアクセスが良くなりました。
利便性が良くなった温泉地は、日本文化を楽しみにやってきた外国人観光客も多く訪れ、温泉街として人気が出てきました。
パワースポットとしても有名な箱根神社や芦ノ湖、富士山と絶景スポットも多く存在しています。
その箱根の魅力的なスポットのひとつでもある芦ノ湖は、広大な湖でとても綺麗な水質を誇っており、のんびりと観光船に乗り周りの自然を眺めるのも良いですし、散歩やハイキングなどを楽しむこともできます。広大な自然にリフレッシュできることでしょう。
箱根の伝統細工と箱根関所
箱根のおすすめの中には、箱根細工という工芸品があります。
熟練した職人が手間暇かけて作ったもので、美しい仕上がりを見せた製品です。
土産物屋などで実際に触ったり見たりすることができるので、その細工の美しさを感じてください。
また、多くの人が行き来した箱根の関所が復元されており江戸時代まで続いた歴史の場所「箱根関所」を見ることがでします。
